結束バンドの使い方

フラットタイプlanケーブルの特徴と上手な使い方

一般的に使用されるlanケーブルは線の断面が円形で、内部で芯が束ねられた構造になっています。

これに対してフラットタイプのケーブルも販売されていて、各芯が一列に並んだ構造で厚さが1.5mm程度で非常に薄いケーブルです。フラットタイプのlanケーブルの最大の特徴は曲げやすいことと、薄い空間でも配線をすることができることです。

壁や天井の角を曲げる場合や、ドアの隙間などを利用して部屋の中と外を通すことができます。これに対してスタンダードタイプのlanケーブルは太くて曲げにくいので、ドアの僅かな隙間を通したり部屋の角に沿って配線をする場合には不向きです。フラットタイプのlanケーブルにはデメリットも存在します。

薄くて曲げやすいことからケーブルの強度が弱いのと、電磁ノイズの影響を受けやすいという性質があります。短い距離であればノイズの影響を気にする必要はありませんが、距離が長くなると通信速度が低下したり回線の安定性が悪くなってしまいます。

このため、フラットタイプのケーブルは狭い所や曲げなければならない箇所でのみ使用します。スペースに余裕がある所や曲げる必要が無い場所は、強度が高くてノイズの影響を受けにくいスタンダードタイプのケーブルを使用するようにしましょう。

ストレートタイプのlanケーブル同士を接続するための延長コネクタは、家電量販店などで購入することができます。このため、フラットとスタンダードタイプのケーブルを簡単に接合することができます。

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