結束バンドを扱っている株式会社は予想よりも多く少し数えただけでも十数社あります。
基本的な構造や見た目はさほど変わらないのですが、結束バンドの呼び方に差異があるようです。タイ・バンド、ケーブルタイなどの呼び方があり、こういった株式会社では結束バンドの他にも電子機器や配線、工具、金属製部品などの産業部品など様々なものを扱っています。
ただ、結束バンドのみや関係のあるLANケーブルなどのネットワーク機器のみを扱っている株式会社も見受けられ、バンドのみを扱う株式会社は自社のホームページに機械的強度、剛耐性、疲労耐性、耐クリープ性など強度面の紹介やバンド外し方を載せていました。また、バンドの正しい絞め方の動画を見て当たり前のように使っていた器具の使い方を初めて知ることができます。随所にこだわりが見られ、日本の産業の素晴しさを知ることができます。
日本の産業の中心は中小企業にありといったところか日本人が持っている匠の技術を継承している素晴らしい会社です。昨今ではネットワーク社会の発達により、映像コンテンツやそれに付随した動画配信サービス、スマートフォンアプリの開発が注目されていますが、日本の古き良き産業品を作成している会社がたくさんあり、過去を遡るとそうした産業の発展が現在の産業を支え日本に利潤をもたらしたと言えます。こうした産業が廃れないように結束バンドという小さなコンテンツを見直すことが必要です。