結束バンドの使い方

結束バンドは80から530mmの製品があります

結束バンドは一般的に樹脂製の一体成形で、いったん縛ると再結束ができないもののことを指します。

ナイロンやポリプロピレンやポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトンなどの樹脂で成形されています。他の種類としては、縛った後に再び結束が可能なものやステンレス製、耐紫外線樹脂の製品もあります。樹脂製は柔軟性に富むので、用途としては主に配線や管の結束に使われています。電線管やケーブルの設置は電気設備工事において非常に重要であり、屋外・屋内の露出や屋内いんぺいや埋設などの方法があります。

ケーブルは電線とは異なり、銅線などの導体周囲を絶縁物で覆ったうえにさらにシースと呼ばれる被覆をしているので、電気の技術基準では埋設と露出配線ができます。内壁や外壁に固定するためにはサドルを用い、屋内いんぺいや屋外の架台・支柱への固定では結束バンドを用います。屋外で使用する場合は紫外線や雨風によって劣化しないように、耐久性のある製品が使用されます。

結束する際には製品の耐荷重に注意し、バンドの許容重量と電線管・ケーブルの総重量とを比べること必要です。ケーブルは発熱することから、技術基準で結束できるケーブルの最大本数が規定されています。結束バンドは型番の数字がバンドの長さを表していて、それに比例して最大結束径が決まります。一般的に長さは、短いもので80mmから長いもので530mmまでの製品があります。最大結束径は、15mmから140mmまでとなっています。

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