結束バンドの使い方

lanケーブルの電磁波干渉を予防する方法とは

パソコンをはじめ、テレビ・ゲーム機・DVDレコーダーなどインターネット回線に接続する機器は必ずlanケーブルを用いています。

このlanケーブルは光の乱反射を利用し、高速データ通信を可能にしています。ケーブルの内部は極細のファイバーが備わっており、外部は柔軟性に長けているビニール製になっていて配線しやすいのが特徴です。一見すると使いやすい製品と思いますが、唯一のデメリットが電磁波の干渉を受けやすいというところです。一般家庭で用いられる家電はどのような機器であっても、少なからず電磁波が発生しています。

lanケーブルが電磁波の干渉を受けると、光の乱反射が阻害され通信速度が大幅に低下する影響を受けます。パソコンの場合は、モデムからパソコンまでの間にlanケーブルを引っ張る必要がありますが、その間にテレビがあると電磁波の干渉を受けて約30%もの通信速度の低下が見受けられたと2008年の情報処理推進機構の調査で明らかになりました。ケーブルを電磁波の干渉から守るには、「シールドカバー」を取り付けることです。

このシールドカバーとは、合成樹脂製のチューブの中に銅線が網目状に入っていて電磁波をシャットアウトします。価格は約800円ほどで、1mから最長5mの製品まで販売されています。このカバーはケーブル全体に取り付けるのではなく、ケーブルが家電と接している部分にのみ付ければいいので扱いやすい製品といえます。契約回線よりも大幅に通信速度が遅いと感じる際は、電磁波の干渉対策をしてみましょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *