太陽光発電システムの内、総出力量が10kWを超える場合、全量買い取りが適用され、発電した電力を利用した事業を手掛けることが出来ます。
さらに、太陽光発電はメガソーラーとも呼ばれている総出力量が数百kWを超える規模の発電設備も登場しており、発電量に応じた事業が出来るメリットを持ちます。メガソーラーは一般的に1MW以上の規模を持つ発電設備の総称です。広大な敷地には数百台以上のソーラーパネルが架台に設置、それぞれのメガソーラーケーブルを使って電気を送電、ケーブルをまとめる時には直列で接続することで、電力を得る仕組みを持ちます。
太陽光発電設備のソーラーパネルは乾電池と同じく直流電源で、ソーラーパネルから伸びているケーブルを直列に接続すれば、電力量は加算が行われ、その電力をパワーコンディショナーと呼ぶDC/AC変換装置で交流電源に変換しています。ちなみに、メガソーラーは1MW以上の総出力量になりますが、1MWは1000kWであり、家庭用太陽光発電システムの総出力量が10kW以下になるなどからも、その規模が大きいことがお解りではないでしょうか。
ソーラーパネルにはそれぞれケーブルが接続してあり、ケーブル量も多くなるなどからも、配線を工夫するなども必要ですし、メガソーラーの中でも空き地にシステムを設置する場合には、コンクリート舗装を行うなどして、雑草が生えないようにするなどの工夫も必要不可欠です。