雪かきが大変というときは、融雪剤をまくと簡単です。
融雪剤を使うコツは、雪が降る前に撒くことです。そうすると、雪が降ってもどんどん溶けていきます。しかし、雪が降ってしまった後は、融雪効果も限られてしまうので注意が必要です。また、一冬融雪剤で雪を溶かそうと思えば、かなりの失費を覚悟しなければなりません。特に撒く範囲が広い場合、すぐになくなってしまうことでしょう。なお、融雪剤は手軽に雪を溶かすことができるものですが、塩化カリウムなので鉄を錆びさせるデメリットがあります。
もしクルマがその上を頻繁に通るなら、クルマの底があっという間に錆びてしまう可能性があるので注意しましょう。簡単に雪を溶かす方法としては、ロードヒーティングも効果的です。以前は地面を掘ってチューブを張り巡らせ、そこにボイラーで温めた液体を循環させることによってアスファルトそのものを温めます。雪は驚くほど綺麗に溶けていきます。最近はボイラーではなく、電気を使って溶かす方法が主流になってきています。
チューブに変わってケーブルを張り巡らせ、後は電気を流せばOKです。ケーブルはチューブに比べてより表面に近いところに設置することができるメリットがあり、またうまく加工することで、階段などにも綺麗にケーブルを張り巡らせることができます。電気代と灯油代を比較すると、ほぼ同じくらいか、電気代のほうが安くなることもあります。詳しいことは業者に尋ねることをおすすめします。