ネームプレートは、その物体が何であるのかを示すために掲げるものです。
よく見られるものとしては植物のネームプレートで、これを掲げることによって植物に詳しくない人にも、その植物の名前や特徴などを知らせることができます。ネームプレートの多くは屋外に設置されることも多く、設置するのであれば屋外に置けるものを利用することが大事です。単に印刷しただけのものでは、耐候性が皆無ですから日焼けによって印刷したものが褪せて消えてしまい意味をなしません。
屋外に設置する場合には看板と同じ技術を使うのが無難です。現在、看板に使われているものは発色や耐候性に優れた溶剤系顔料をインクジェットプリントしたもので、印刷するシートにも耐候性に優れたものが使われます。さらに長期間の屋外の設置を考慮してUV対策加工がなされているものを選ぶこともポイントです。まったく影のないような場所に設置するのは条件が悪く耐候性は5年程度ですが、影がある場所であればそれ以上の期間を綺麗にかつ長く保つことができます。
一方で影のないような場所に設置するネームプレートであれば、金属のプレートを加工したものが最適です。金属板をプレスするなどして文字や模様を表すといったものや黒い印刷をしたものなどでインクジェットプリントしたネームプレートよりも耐候性に優れます。これらは屋外で使用することを目的としているので、家や事業所などの表札にも使われています。