結束バンドの使い方

lanケーブルの形状

lanケーブルの形状は、同軸ケーブルや撚り線ケーブル、フラットケーブルなどがあります。

シールドしたケーブルとシールドしないケーブルに区分けされています。ケーブルの形状は、通信転送速度、接続距離、電波障害、接続環境によって適応するケーブルが決まります。通信転送速度が早ければ、距離が長ければ電波が減弱し易いし、多重に束ねればクロストーク(CrossTalkの訳で、漏話の意)で通信波が弱まります。

エレベータや電子機器等の近くでは通信波障害(EMIElevtroMagneticInterferenceの略で電磁波障害)が起こりますので、lanケーブルでは障害対策が必要です。どの結線でも同じですが、lanケーブルでも、コネクタとジャックのピン番号によって同じ信号が配線されています。

それをストレート結線と呼びます。同じ機器同士、例えばPCとPCを接続する場合はコネクタの形状が同じですので、配線を逆にしないと正常に接続出来ません。配線が逆になっているのがクロスオーバー結線です。

ストレート結線をMDI(MediumDependentInterfaceの略で、媒体依存インターフェースの意)と呼び、クロスオーバー結線をMDI-X(XはCross-overの略でクロスの意)と呼んでいて、機器にAutoMDI/MDI-X機能(自動でMDIかMDI-X化を判別し、結線を選定する機能)があり、配線にストレート結線のケーブルかクロス結線のケーブルかを心配する必要はありません。しかし、古い通信機器ではAutoMDI/MDI-X機能が無いものも有りますので注意が必要です。

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