結束バンドはプラスチック製で主に配線ケーブルなどを束ねて整理する配線材料として古くから利用されてきました。
しかし最近では一般家庭の生活用品の中で幅広く利用される形で広まってきています。例えば、プラスチック製ではなくシリコン製で作られた結束バンドであれば食品の開いた袋を可愛くそして柔軟に止められるような工夫がされています。ここで使われている特徴として、結束バンドは基本的には一度束ねると取り外せないという点を改良して取り外しが可能な作りにされているというところがあります。
これらの工夫された製品は登録商標で利用されていることがあるため商品検索する場合や注文するときには注意が必要です。「結束バンド」や「結束帯」「結束ひも」と呼ばれるのが一般名称で、これら以外は基本的に商標登録がなされ特別な名前で呼ばれます。あまり知られてはいませんがバンド製造を手掛ける会社は意外と多く、それぞれが登録商標を有して販売を行っています。
機能は同じでも名称が異なることで少し混乱してしまうかもしれませんが、基本的にはケーブルなどを束ねることを目的として作られている点では同じ製品となっています。ちなみに、英語では結束バンドのことをケーブルタイと呼びます。これは登録商標ではないため一般名称として使用することができます。海外製のものが輸入されてきた場合は商品名で定着することが多いため登録商標が一般名称と勘違いされがちですが、実際の名前を知ることで商品検索にも役立つので知っておくと良いでしょう。