無線lanよりも通信速度が速くできることから有線接続は高速なネット環境に欠かせません。
有線接続でlanケーブルは通信機器同士を接続する大切な部品です。ケーブルだからと言って気にかけないと期待の通信速度が得られないことがあります。lanケーブルにはいろいろな仕様があり、それぞれの環境にあったものを選ぶことが必要です。仕様の違いはケーブル内部に使われている電線の違いが大きく関わります。
それ以外にこだわる必要があるのが外部被覆です。直接通信速度に関わる部分ではありませんが、断線やショートなどのトラブルを防ぐためにはしっかりとした材質の被覆が必要です。lanケーブルの内部に使われてる電線にも絶縁用に被覆がされていますが、耐久性を考えた場合に重要なのは外部被覆です。ケーブルのもっとも外側になるので直接見たり、触れたりできる部分です。外部被覆に求められる仕様としては、難燃性や機械的強度が基本になります。難燃性は火がついた時に燃え続けないことで、機械的強度は素材の強さのことです。
また、屋外に設置する時には太陽光や風雨に耐えられる程度を示す耐候性も気にする必要があります。最も安価な被覆はポリ塩化ビニールですが耐候性に欠けます。屋内の配管内に設置する程度であれば十分です。高価にはなりますがテフロンを素材に使うことで全ての条件を満たすことができます。特に動きが激しい機器に取り付けられる場合にはテフロンを使った方が安心です。