ケーブルなどを固定する際にあると便利なのは結束バンドですが、これと同様によく利用されるのがコード類を束ねるためのテープです。
これには様々な種類があり、通常の裏面にのりがついており止めることができるタイプのものから、マジックテープで止めるタイプのものまで様々なものがあります。
これらの種類を知っておき、固定物の用途や材質、もしくは目的などで最適なものを使い分けると非常に良いものです。しかしそのためにはそれぞれの方法の長所と短所を十分に把握しておくことが非常に大切です。
結束バンドとテープの大きな違いは第一にその力にあります。結束バンドは一度締め込むとしっかりとその位置で固定されるようになっており、簡単には外れないようになっています。
これを外すためにはバンドを切らなければいけないと言うのが一般的で、しっかりとした力で固定することができます。テープの場合にはのりの力やマジックの固定力などで止めているためそれほど大きな力で止めることができません。
そのためしっかりと外れないように固定したい場合には結束バンドを利用する方が安定して利用することができます。ただしケーブルの種類等によっては結束バンドを利用すると跡が残ってしまったり、強い力で固定するために様々なトラブルを発生させることがあります。その場合には表面を柔らかく止めることができるテープを利用する方が良い場合も少なくありません。
また頻繁に取り外しをする場合にも昔しているので、用途に応じて使い分けることが重要です。