インターネットを使っていると、以前よりも通信速度が遅くなったと感じることがあります。
その原因にはいくつかのものが考えられますが、lanケーブルの影響を受けて速度が低下していることも多いようです。具体的にどんなlanケーブルを使っていると速度が低下してしまうのか、その対策法としてはどういったものがあげられるのかについて、ここでは触れていきます。まずlanケーブルが速度低下を引き起こすメカニズムですが、外部からのノイズによる影響がほとんどです。ケーブル内を流れている信号は、外部のノイズの影響を受けると途端に乱れてしまいます。
パソコンでは正しい情報が受け取れなくなるため、もう一度同じデータを送信してほしいというリクエストを出します。これが何度も繰り返されることで、速度が遅くなってしまうというわけです。ノイズによる影響を防ぐためには、家の中のどこに発生源があるのかを見極めそれを取り除くことです。電子レンジのような家電製品が近くにあると影響を受けやすいため、離れた場所にケーブルを敷設すると良いでしょう。
もう一つの解決策は高品質なケーブルを選ぶことです。市販のケーブルはどれも同じというわけではなく、中に使われている銅線や周囲を覆っている被膜など様々な素材が使われています。安い商品を選んでしまうと、それら素材の品質が低くノイズの影響を受けやすいのです。シールドを施すなどしてノイズ耐性を強めたケーブルに変更すれば、元の速度に戻すことができます。