日頃、有線lanを使いインターネット環境を構築する上では、ほとんど意識することがありませんが、lanケーブルのBASEという通信規格が存在します。
パソコンやその周辺機器にネット環境を接続する上では、大抵は標準規格となるため、ほとんど意識をすることなしに入手することが多いです。一般家庭や企業が利用する上では、特に指定が無ければ標準規格を利用する形になります。ただパソコンやサーバー、ネットワーク機器などの種類においては、その規格が決まっていることもあり、そのBASEを確認してlanケーブルを購入する必要があります。
確認する方法としては、店頭であれば店員やカタログ・マニュアル類などで確認でき、他にも購入しようとするネットワーク機器を紹介したサイト上で確認することも可能です。lanケーブルのBASEに違いが生じる場合には、その通信速度に違いが生じるため、本来の速度でない状況になります。またインターネット環境の安定性も損なわれた状況となるため、通信機器・lanケーブル・ネットワークHUBなどのBASEを上位に統一することが望ましいです。
通信速度は速ければ速いほどインターネットを閲覧する時のストレスを感じなくメリットもあり、大容量のデータをダウンロードするなどの処理時間にも影響を及ぼします。lanケーブルのBASEやカテゴリが通信速度に関係することもありますが、1Gbps以上の速度が出る環境も珍しく、標準規格でカテゴリ5e以上に対応していれば十分ということができます。